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ノート

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PHOTOGRAPH BY JOHN KRAUS




memo


成人期の発達課題

30〜65歳頃 生殖性(世代性)

次の世代を守り育むこと 自分の子だけでなく職場や地域や社会的に

この時期において責任の範囲は自分だけにとどまらず

自分がかかわる関係すべてに及ぶようになる

この段階で自分のことのみに集中し

後継を育成することへの配慮がない場合

世界は次第に狭まり停滞する





中年期の危機

レビンソンによると

体力の衰えや先が見えてくると云った否定的変化によって

次第に自己の有限性を自覚するようになる

再び「自分はこれでよかったのか」という

アイデンティティの危機が再燃する


ユングは

<人生の午後>である中年期を

それまで社会や家庭に対し築いてきた自己を見つめ直し

本来の内的欲求や自分自身を発達させていく<個性化>の時期と考えた


中年期の危機においては

自分の歩んできた道をふりかえることで

再度自分のアイデンティティを再体制化していく



アイデンティティ自我同一性

エリクソンによれば

自我はそれぞれの発達段階において

発達を脅かす心理?社会的危機を体験し克服することで

次の発達段階に進んでいく強さを手に入れていくとされる

たとえば

乳児期の発達課題は「基本的信頼の獲得」だが

それは 養育者や環境を信じられなくなるような状況を

乗り越えることを意味する

そして不信をのりこえて環境を信頼することで

乳児は人格的な強さ(ここでは希望)を

身につけることが出来る

逆に

ここで環境を信じきれなかった乳児は

その後の発達段階に追いても

繰り返しおなじ発達課題に引き戻されることとなる


https://ja.wikipedia.org/wiki/エリク・H・エリクソン

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by saku-saku-chika | 2018-09-24 17:07