ノート
2018年 09月 24日
PHOTOGRAPH BY JOHN KRAUS
memo
成人期の発達課題
30〜65歳頃 生殖性(世代性)
次の世代を守り育むこと 自分の子だけでなく職場や地域や社会的に
この時期において責任の範囲は自分だけにとどまらず
自分がかかわる関係すべてに及ぶようになる
この段階で自分のことのみに集中し
後継を育成することへの配慮がない場合
世界は次第に狭まり停滞する
中年期の危機
レビンソンによると
体力の衰えや先が見えてくると云った否定的変化によって
次第に自己の有限性を自覚するようになる
再び「自分はこれでよかったのか」という
アイデンティティの危機が再燃する
ユングは
<人生の午後>である中年期を
それまで社会や家庭に対し築いてきた自己を見つめ直し
本来の内的欲求や自分自身を発達させていく<個性化>の時期と考えた
中年期の危機においては
自分の歩んできた道をふりかえることで
再度自分のアイデンティティを再体制化していく
アイデンティティ自我同一性
エリクソンによれば
自我はそれぞれの発達段階において
発達を脅かす心理?社会的危機を体験し克服することで
次の発達段階に進んでいく強さを手に入れていくとされる
たとえば
乳児期の発達課題は「基本的信頼の獲得」だが
それは 養育者や環境を信じられなくなるような状況を
乗り越えることを意味する
そして不信をのりこえて環境を信頼することで
乳児は人格的な強さ(ここでは希望)を
身につけることが出来る
逆に
ここで環境を信じきれなかった乳児は
その後の発達段階に追いても
繰り返しおなじ発達課題に引き戻されることとなる
https://ja.wikipedia.org/wiki/エリク・H・エリクソン
by saku-saku-chika
| 2018-09-24 17:07