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浪江ピース

「浪江ピース」は福島県浪江町からいわき市に避難している
2000人以上の中の10人ばかりが集まって手芸品を創るグループです。

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フェイスブックでふと目に止まり
いちばん気に入ったものは売り切れだったが
べつの手頃なものを買ってみた
今日届いてびっくり
いいんでないか〜い(失礼)
洗い替えに こんどこそリベンジ!
一緒に入っていたおてがみにちょっとぐっときた・・





はじめまして、「浪江ピース」のご紹介です。
3.11以降、福島県浪江町からいわき市に避難している10人弱のちいさなグループです。
一般の仮設住宅とは違い、市内の民間アパートに点々と散らばって生活しているため、
孤独になりがちです。
ふるさと浪江町に戻れる日が訪れるのかどうかはわかりません。
それぞれが携わっていた仕事にはもう戻ることもできません。
浪江で一緒に暮らしていた家族が、避難生活ではバラバラに暮らさなければならなくなりました。
この悲しくつらい気持ちはあまりに深く、さらに先の見えない不安は
いったいどのように表現したらよいのか....、私はそれを表現する術を持っていません。

でも、震災から2年が経ち、不安ばかりを訴えても何も生まれてこないことを感じました。
たまたま生かされたこの命を大切に、今のこのときを大事に生きようという気持ちに
なってきました。
ふるさと浪江を愛するあつい思いを胸に、美しい浪江町の存在を知って欲しい、
覚えていて欲しい、そんな願いから自分たちにできることをいろいろ考えました。

最初に避難した津島で近所の方からいただいた一枚の「エプロン」、
着のみ着のまま避難してきた私にとってこのエプロンがどれほどありがたかったか、
そのことを思い出し、エプロンを作ろうと思い立ちました。
また、津波から逃げるため、通帳一冊すら持ち出せなかった残念な思いから「通帳入れ」を...。
こうしてエプロンと通帳入れからはじまった手芸品作りです。
私たちはみな素人です、でも心をこめて作っています。
手芸品を通して、せめて「浪江町」の名前だけでも知っていただければ幸いです。
浪江ピースの会 菅野 美智子


いまのところデニム生地などの厚手のものが1枚3000円
(生地によって価格はさまざま、もっと高いものもあります)、
薄手の生地のものは2000円(生地によって価格はいろいろになります)
でお分けしております。送料は別です。

どうかよろしくお願いいたします。

なお、今のところご注文はフェイスブックのメッセージからお願いいたします。


http://www.facebook.com/namiepeace

by saku-saku-chika | 2013-04-13 22:50