盛沢山




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Photograph by Eivor Kuchta, National Geographic Your Shot

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・人が生きている社会というのは、

 これまで生きてきたたくさんの人たちが、

 いろんな試行錯誤をしながらつくってきたものだ。

 それまでの人がつくってきたのだから、

 つまりその時点での大人たちが生きやすいように

 つくられているわけだ。

 高速道路だの鉄道だの、さまざまな規則だの常識だのは、

 これまでに生きてきた人たちのつくったものだから、

 これから社会に出ていく人には、

 必ずしも都合のいいものだとは言えない。


 そこで、若い人間たちは、

 「おれたちには、こんな社会はくそったれだ」と

 ついつい言いたくなったりもする。

 「だって、おれに都合がわるいんだもの」とは言わない。

 高速道路も、鉄道も、コメのメシも、ハンバーガーも、

 すべては、いまの社会にもともとあったものだから、

 それはそれで利用させてもらう、

 親の財布みたいなものなんだけどさ、と思う。

 で、「30歳を過ぎた人間は、信用するな」とか心に誓う。

 常識だとか規則だとかは、いったんすべて壊して、

 おれたちが新しい社会をつくるんだ、と言う場合もある。

 そういう態度やら、考えやらを、どういうわけだか、

 「ロック」と総まとめにして言ってる場合もあった。


 「じじいども」が、じぶんたちの都合よくつくった社会を

 どうにかしてやりたいとか言ってるうちに、

 じぶんも29歳とかになってしまったりして、

 信用しちゃいけない30歳さえもすぐに通り過ぎる。

 「だけど、ロックは忘れちゃいない!」とかも言う。


 キミのことでもあり、ボクのことでもある。

 ものすごく、よくあることだ。

 ほんとうは、「じぶんの都合のいいようにしたい」

 というだけのことだった、のではなかったか。

 若い人に都合のいい社会にしたい、そして逆が、

 いまの大人に都合のいい社会を変えたくない。


 ほんとにやるのは、なんでもむつかしい。

 どことどこを、どう変えるのか、それを探すことさえも。


今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。

規則と思っていたものが、拍子(リズム)だったりもする。



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by saku-saku-chika | 2017-08-03 16:47 | つぶやき

日常 @イラストレーター(基本形 )+福祉職+社士試験めざす大学生(ようやく卒業見込) 年中へこたれ中 mail→ https://chikaka.jimdo.com/お問い合せ/


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