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うわあぁ

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いやはやもう
しっちゃかめっちゃか
あたまん中が






いつだったかの 今日のダーリン



・「このごろの若いものは、だらしがない」とか、
 「昔はよかった」というような発言は、
 太古の昔からずっと続いてるらしいのですが、
 それでも、かつて若かったものが、
 年をとると言い出すようになるものらしいです。
 
 同じように、若いものが、
 「おとなは信じられねぇ」と言うのも、
 おそらくずっとくり返されてきたことで、
 ぼくも、ある時期まで、そう言ってたように思います。
 
 どちらの発言も、「じぶん」が固定しているんですよね。
 「じぶん」は、絶対に「あっち」にはいない。
 そういう確信があるから言えるセリフなわけです。
 
 「このごろの若いもの」と、「わたし」は、
 絶対にちがうものである。
 「おとな」と、「おれ」はまったく別のものである。
 「じぶん」の立っている場所が、
 これまでも、いまも、これからも、
 ずっと同じだと考えてしまうからこそ、
 「あっち」側を断罪できるんだと思うのです。
 
 ぼくは、いままでのところですが、
 「このごろの若いものは‥‥」と言ったことがないです。
 おそらく、じぶんたちも、そういうふうに見えていたと、
 身に覚えがありますし、
 「このごろの若いもの」の持っている、
 「いままでの若いもの」よりもいいなと思える部分を、
 探すのがおもしろいからです。

 「あっち」からの視線を借りる練習をすることで、
 そういう考え方は、なんとか成り立っています。
 ボクシングだったら、無意識で応援している選手を、
 取りかえて観るようにしてみる、とか。
 映画で感情移入している人物を、
 無理やり変えてみるとか‥‥そんなことをしてます。
 たぶん、そういうの、練習してないと鈍るんじゃないか。
 けっこうまじめに、それは続けているつもりです。
 その「逆視点」こそが、おたのしみでもあるんですよね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
「逆視点」ってことば、ちょっとおもしろいかもしれない。
by saku-saku-chika | 2013-10-23 00:00 | つぶやき