外山滋比古(とやま しげひこ)
2009年 08月 03日
去年東大と京大でいちばん読まれた本は
お茶の水女子大名誉教授の外山氏による
「思考の整理学」なんだそうな 初出1983年
なぜ今時の若者をひきつけるのか
出版社や生協が理由を探ろうと
外山さんを東大に招き講演会を開いた記事が
朝日に載っていた
「無敵は大敵」
「人間は逆境の中で成長するもの」
「忘却こそ大切」
「自分のアタマで考える重要性」
知識も食べ物と同じで大事なものだけ
頭で消化して不要なものは出してしまう
自分でそれらを適当に捨て
頭に残った知識を個性化していく事です
新しい考えは集団の単位ではなく
ひとりで考えないといけない
そうでなくては前人未到の
思考にたどり着かない
自然科学は実証性で発達してきたが
どんどん人間から遠ざかっていった
実証されるものに価値があるという考えだから
文科系の学問は発達してこなかった
信じる事や面白いと感じる事も
たいせつです
by saku-saku-chika
| 2009-08-03 15:50
| ひと
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